2018年6月15日金曜日

ヘビイチゴ

6月11日(月)にテニスコート横の階段でヘビイチゴが咲いているのを見つけて写真を撮りました。(また、果実ができていたものもありました。)以前「クサイチゴ」と「ヘビイチゴ」について記事を投稿したので、今回は違う視点で記事を書きたいと思います。(以前の記事はこちら→http://seikyorikabu.blogspot.com/2017/07/blog-post_73.html

植物は芽が出て(開芽)、葉がつき(シュートの展開)、花が咲いて(開花)、実を結び(結実)、葉が落ちて枯れる(落葉)などを毎年周期的に繰り返していますよね?このような植物の成長の時間的・季節的パターンをフェノロジー(phenology):植物季節と言います。フェノロジーから木本を見ると「常緑性」や「落葉性」が有名ですね。フェノロジーから草本を見るとどうでしょうか?短期間で地上部が枯死してしまうものが草本なので、基本的に草本は落葉性です。ただ、このヘビイチゴは「常緑性」です((落葉性(夏緑性)と書かれている場合もありますが)葉の寿命は短いですが、絶えず交替するため年中次々と開きます。‥それでは前回投稿したノビルではどうでしょうか?ノビルの地上部は秋から春まで残るので「落葉性」の「冬緑性」です。‥このようにフェノロジーから植物を見ていくのも面白いですね!






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