2018年11月30日金曜日

秋なのに桜!?

清教学園の通学路「しらかしの径」で桜が咲いているのを見つけました。(写真は11月21日に撮影)桜が咲いている後ろにイロハモミジの紅葉が見えるのが不思議ですね!


しかしなぜこの時期になぜ桜が咲いているのでしょうか?ニュースでは「桜の狂い咲き」について解説していました。暖かい日が続くと、植物は春がきたと勘違いし開花をするとのことです。(ニュースでよく見ますね)

私は今年の台風も大きく影響しているのかなとも考えました。台風によって葉が異常落葉し、葉で作られる休眠を誘導するホルモン「ABA(アブシシン酸)」量が減少し、花芽が成長したのでは?と考えました。

ただ、清教学園の他の桜は開花している様子が見られないので、もしかすると「ジュウガツザクラ」(10月〜12月頃に3分の1が開花し、残りは4月に開花する園芸品種)なのかなとも考えました。

植物を見ながら「なぜだろう」と考えを膨らましていると面白いですね‥。

以下は東京農業大学の「サクラは実は秋咲きだった!?」という記事です。読んでみると面白いです。
http://www.nodai.ac.jp/web_journal/adventure/vol5.html

2018年11月28日水曜日

サザンカ

今食堂前にサザンカがきれいに咲いています(下の写真を撮影したのは11月19日)。

もともと中国でツバキ科の木を「山茶」、その花を「山茶花(サンサカ)」と呼んでいました。それが訛ってサザンカになったと言われています。坂を降りていくとピンク色のサザンカも咲いているので、白とピンクのサザンカを比べてみるのも良いですね。



以前アップしたサザンカとツバキの記事はこちら↓


2018年11月17日土曜日

カキノキ(柿の木)

清教学園専用の通学路「しらかしの径」の入口付近に果実(柿)ができている「カキノキ」を見つけました。(植えられたものなのか野生のものなのかは分かりませんが‥)

野生のものであれば渋柿が多いです。甘柿は渋柿の突然変異によってできたものです。
甘柿ではタンニン(カキタンニン)が不溶性になっていますが、渋柿ではタンニンが水溶性になっているため、渋みが強くなっています。

‥そもそも何のためにタンニンが含まれているのか?
種子が未熟な時はタンニンで食べられるのを防ぎ、種子が十分に成熟してから渋みが少なくなるようになってます。成熟した種子を散布してもらうための戦略なんですね。


(写真は清教学園で11月2日に撮影)

2018年11月14日水曜日

センニンソウ

下の写真は清教学園通学路「しらかしの径」の入口付近に咲いている「センニンソウ」です。写真は10月27日に撮影したものですが、現在でも咲いている姿を見ることができます。この花の様子も「仙人のヒゲ」のようにも見えるかも知れませんが、名前の由来は「果実の先端につく白い毛が仙人のヒゲに見えることから」です。

園芸種の「クレマチス」も同じキンポウゲ科センニンソウ属ですクレマチスは様々な品種があるので花弁が6枚のものや4枚のものなど様々ありますね。

以前投稿した「センニンソウ」の記事はこちら↓




2018年11月13日火曜日

イヌホオズキ

清教学園通学路の「しらかしの径」に咲いている「イヌホオズキ」を撮影しました。(10月31日撮影)
イヌホオズキの名は「ホオズキのように役に立たない」「草姿がホオズキに似ている」というところから、そして「イヌ」はホオズキとは花や実の形は異なる「否(いな)」→転じて「イヌ」より名前がついたと言われています。
(ホオズキもイヌホオズキもともにナス科)
植物の名前には「イヌ」とついているものが多いですね。
イヌホオズキ、イヌムギ、イヌタデ、オオイヌノフグリ、エノコログサ(イヌッコログサ)・・それだけ昔からヒトにとってイヌは馴染みの深い動物だったということでしょう。