2018年3月5日月曜日

大仙公園観察(3/4)

いつもは清教学園校内の植物を紹介していますが、昨日は大仙公園で野草を観察しましたのでそれをご紹介したいと思います。まだまだ暖かくなりはじめたばかりですが、少しずつ花を咲かせている植物も増えてきましたね!(ちなみにここで紹介した「オオイヌノフグリ」や「ハコベ」「タネツケバナ」は清教学園でももう咲いています。)
       
オオイヌノフグリ
タチイヌノフグリ
☆見分けのポイント☆
大きさがかなり違うので見分けやすいと思います。
・オオイヌノフグリの花の直径1cm
・タチイヌノフグリの花の直径3mm

花柄が見られるオオイヌノフグリと、そのまま花がついているように見えるタチイヌノフグリ。
・オオイヌノフグリには花柄が見られる。
・タチイヌノフグリの花柄は非常に短い。
※「花柄」は「かへい」と読みます。「はながら」ではないですよ。また花柄は花を支えている茎です。
オランダミミナグサ

ハコベ
☆見分けのポイント☆
・オランダミミナグサの花弁の切れ込みは浅い。花弁が5枚に見える。
・ハコベの花弁の切れ込みは深い。花弁が10枚に見える。



左の写真もオランダミミナグサです。
花弁を閉じている姿もよく見ますね。







ホトケノザ

ヒメオドリコソウ

☆見分けのポイント☆
・ホトケノザは葉の形が丸みを帯びている。頂部の葉色が「緑色」
・ヒメオドリコソウは葉の形が三角形。頂部の葉色が「赤紫色」になることが多い。
ポイントもありますが、写真を見る方がわかりやすいかも知れません。

オオキバナカタバミ
「オオキバナカタバミ」と「カタバミ」の違いは、オオキバナカタバミは花径が大きいこと、葉に紫色の斑点があることです。

タネツケバナ

タネツケバナはアブラナ科なので花弁が4枚です。オランダミミナグサやハコベは花弁が5枚なので違いが分かると思います。 下の写真のように果実の鞘(さや)が上を向いていることも特徴です。

プラタナスの果実
 地面にプラタナスの果実が落ちていました。(バラバラになっていましたが…)
(「プラタナス」はスズカケノキ属に属する植物の総称です。)下の3つはよく見る果実ですね!皆さんも見たことがあるかも知れません。(左から「モミジバフウ」「タイワンフウ」「プラタナス」です。)
https://ameblo.jp/purebloom/entry-12134716423.htmlより画像を引用

ムクドリ
「ムクドリ」も発見したので写真を撮りました!ムクドリとよく比較されるのが「ヒヨドリ」「ツグミ」ですね!それぞれの違いを簡単に載せておきます。
ムクドリ…頬と尻に白色。足とくちばしが黄色。尾が短い
ヒヨドリ…全体的に灰色。頰は茶色。
ツグミ…全体的に茶色。目の上に白く太い線。胸にまだら模様
ヒヨドリ

ツグミ

ヒヨドリ:http://www.orsigioielli.com/wp-content/uploads/2016/02/20070331172228.jpg
ツグミ:https://matome.naver.jp/odai/2142205506611163101/2142205521211329003


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