2019年12月16日月曜日

大阪市自然史博物館のフタバガキ

高校生物では熱帯多雨林の代表的な植物としてフタバガキを紹介しますが、大阪自然史博物館に行った時に、ちょうどこのフタバガキの種子の展示を写真に撮ったのでご紹介したいと思います。
これがフタバガキの種子です。かなり大きくて10cm以上あります。このように翼がある種子のことを翼果と言います。翼のついた種子は回転しながら落ち、風に流されて遠くまで運ばれていきます。こんな大きくて重い種子なら下に落ちるだけでは?と思うかも知れませんが、フタバガキは高さ50mにもなるので、落ちている間に遠くに運ばれます。

自然史博物館では上の写真のような展示があり、下から吹き出す風によって種子が回転する様子を見ることができます。(機械の調子が悪い時は上手くまわりませんが・・)


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