先日「むかご」をつくる植物「コモチマンネングサ」についてご紹介しました。今回紹介するのも同じ「むかご」を作る植物、「ノビル」です。食堂前からグラウンドに続く道の斜面に咲いているのを見つけました。ノビルは花の一部がむかごに変わるのが特徴です。
むかご(珠芽(しゅが)ともいう)についてもう少し説明しておくと‥、芽はつく位置によって「頂芽(ちょうが)」と「腋芽(えきが)」に分けることができます。シュートの頂端にある芽が頂芽で、葉の付け根にあるのが腋芽です。頂芽が伸びるとシュートが長くなり、腋芽が伸びると別のシュートができます。そしてこの腋芽が養分を蓄えて肥大したものが「むかご(珠芽)」です。これが落ちると新個体になります。(無性生殖をするのでしたね。)「ノビル」は山菜として利用されたりもしますが、2年程前に、このノビルではなく誤ってスイセンを食べ食中毒を起こしたというニュースも出ていましたね。
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