2017年10月23日月曜日

キンモクセイ

下の写真は10月2日に清教学園で撮影したものです。小グラウンドの端に生えていて、清教学園中学校に在籍した生徒なら一度は必ず見たことのある木だと思います。(どこの場所だか分かりますよね?)さて何の木か知っていますか??良い香りがするあの植物です!

上の写真は10月2日に清教学園で撮影したものです。

この植物は「キンモクセイ」です。キンモクセイはモクセイ科の植物で中国原産です。雌雄異株ですが、雄株が日本に移入し、それが挿し木などで増やされているので、基本的には日本には雄株しかありません。また開花時期が非常に短いのも特徴ですね。
上の写真は家の近くで10月16日に撮影したものですが、拡大してみると花も非常にかわいいですね。

2017年10月20日金曜日

アベマキ

10月も半ばを過ぎ、急に寒くなってきました。また、外を歩いていてもドングリを見る機会が増えましたね。

ドングリはブナ科、特にコナラ属植物がつける果実の総称で、今日紹介するのは「アベマキ」です。アベマキもブナ科コナラ属の植物です。アベマキのドングリはダルマ型の大きなものが多いです。(写真の下の2つは細長いですが‥)またどんぐりの帽子(これを殻斗と言います)には反り返った針状の鱗片をつけるのが特徴です。



アベマキとクヌギのドングリは非常に似ていて、ドングリでの見分けは少し難しいです。アベマキとクヌギは以下の点で見分けるとわかりやすいです。

葉‥アベマキの葉は裏側に毛がびっしり生えており白っぽく見える。クヌギの葉は裏側にあまり毛が生えていないので緑色に見える。

アベマキの幹の樹皮には深いしわがたくさん入るが、クヌギはしわが浅い。

校内のどんぐり探しをして、何の植物なのかを調べてみてもおもしろいですね!!

2017年10月18日水曜日

ミズヒキ

このブログへの以下のようなリクエストをいただきました。ありがとうございます!
「学食調理場前の植え込みにきれいな赤の可憐な「ミズヒキ」が咲いています。イヌタデはよく見ますが、これは街中ではなかなか見かけません。」

私も早速ミズヒキを見に行ってきました。以前中1生の校外学習の引率で金剛登山に登った時にたくさんミズヒキが咲いていたのを覚えていますが、校内で咲いているとは知りませんでした!(写真は清教学園で10月18日に撮影)


 種子散布様式にはいろいろなものがありますが、ミズヒキは動物散布することで有名です。下の写真のように花柱が伸びてきて先端が曲がってトゲになります。果実になるとこれが動物に付着し、種子が散布されます。
また花弁が開いた様子を撮影したいですね。




2017年10月13日金曜日

サザンカ

久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありません。修学旅行に定期テストと忙しい日々を過ごしています。久しぶりに校内を歩いているとサザンカが咲いているのを見つけました。

サザンカとツバキはよく似ているので見分けが難しいですが、一般的に言われているのは以下のようなものです。

サザンカ…ツバキ科ツバキ属。秋〜冬(10月〜2月頃)に花を咲かせる。花びらが1枚1枚落ちる。葉はツバキよりも小さく、鋸歯がある。

ツバキ…ツバキ科ツバキ属。冬〜初春(12月〜4月頃)に花を咲かせる。花がまとまって落ちる。葉に鋸歯がない

清教学園にはサザンカもツバキも咲くので是非見比べをして楽しんで欲しいと思います。