2018年6月30日土曜日

アメリカフウロ(その後)

5月8日の記事で「アメリカフウロ」について投稿しました。今回の投稿では「アメリカフウロのその後」についてです。

前回のアメリカフウロの記事はこちら→https://seikyorikabu.blogspot.com/2018/05/blog-post_8.html
下の写真は6月22日に撮影したアメリカフウロです。花が咲き終わって果実が形成されていますが、尖っている部分は花柱(雌蕊(雌しべ)の柱頭と子房をつなぐ部分)が残った部分で、果実の基部には5つの種子が入った袋があります。熟すと果実は下側から割れて反り返り、種子が散布されるという仕組みです。このような種子散布様式を「自動散布(自力散布)」と言います。


このブログではいつも「花」に注目することが多いですが、植物の他の器官に注目するのも面白いですね!!

2018年6月29日金曜日

ドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー)

ドクゼリは、「ドクゼリ、ドクウツギ、トリカブト」と日本三大有毒植物とされていますが、花が密集しているこの「ドクゼリモドキ」には毒はありません。ドクゼリモドキは園芸種として利用され「ホワイトレースフラワー」と呼ばれています。どこに咲いていたのかというと、高校職員室横のプランターです。誰かが植えたのか、土に種子が残っていたのか‥。真相は謎ですね。

2018年6月28日木曜日

ユキノシタ

清教学園の正面入口の横の通路を通った先に「ユキノシタ」が咲いていました。(植えられているものです。)名前の由来には諸説ありますが、冬になっても雪に埋もれてもその下で枯れずに育つことからその名前がついています。

以前「ノビル」や「コモチマンネングサ」が「珠芽(むかご)」をつくり無性生殖するという記事をアップしましたが、今回のユキノシタも無性生殖を行います。どのような方法で無性生殖するのかというと、「走出枝(そうしゅつし)=ランナー」をつくります。母株からランナーを出し、ランナーの先端は子株となります。

(写真は6月19日に撮影)


2018年6月27日水曜日

ネジバナ

6月25日(月)に食堂前で撮影した「ネジバナ」です。ネジバナは花穂がねじれる様子から名前がついています。もじれて巻くということから「モジズリ」と呼ばれたりもします。ラン科では珍しく、庭先の芝生などにも生えます。
以前投稿した記事「左巻き?右巻き?ネジバナ」も是非チェックしてみて下さいね。
https://seikyorikabu.blogspot.com/2017/07/blog-post_14.html

2018年6月26日火曜日

マサキ

6月21日に清教学園の専用通学路「しらかしの径」で撮影した「マサキ」です。マサキは冬でも葉が青々としていることから「真青木」と呼ばれています。(名前の由来には諸説あるようですが‥)清教学園でも花が咲き始めました。小さい緑白色の花がかわいいですね。

マサキの葉は「十字対生」です。(茎の節に2個の葉がつくことを「対生」といい、隣の節の葉と互いに直交してつくのが「十字対生」)ハコベやヒメオドリコソウなども十字対生ですね。

しらかしの径を上がった左手にマサキの低木があります。


2018年6月25日月曜日

光をめぐる木々の競争と形作り(カイヅカイブキの例)

下の写真は清教学園のイブキ(カイヅカイブキ)と呼ばれる種を撮影したものです。

「樹冠(右図のような葉と枝の層)」のかたちは、明るい側でよく発達していることが多いです。

下の写真は明るい側から撮影したもので、明るい側で枝葉を集中させた構造になっているのが分かります。


下の写真は暗い側から撮影したもので、暗い側では少数の枝しかつくらなかったり、枯れたりしているのが分かります。
明るさに応じた枝のつくり方や枯らし方には、樹種によって違いがあったりもするので、そのようなところに着目して観察してみるのも面白いですね!

2018年6月22日金曜日

オカトラノオ

清教学園の食堂前からグラウンドに降りる坂の斜面に「オカトラノオ」が咲いていました(6月19日撮影)。花は花穂の基部の方から順に咲いていくので、清教学園のオカトラノオはまだ咲き始めたばかりのようですね。名前の由来は「丘」に咲く「虎の尾」のような姿から名前がつけられています。(海藻では「ウミトラノオ」という種もあります)
オカトラノオは「サクラソウ科」ですが、花の様子からはサクラソウ科という感じはしないですね。
オカトラノオはふつう茎の葉は「互生」なのですが、切られて再生した茎の葉では「対生」になることが知られています。このように、葉のつきかた(これを葉序(ようじょ)といいます)が変化することもあります。

またオオイヌノフグリなどでは、茎の下部につく葉は「対生」、先端に向かうと「互生」になるという”1個体に2つの葉序”が見られる場合もあります。


2018年6月21日木曜日

ネムノキ

私自身このブログですでにネムノキを紹介したと思っていましたが、調べてみるとこのブログで「ネムノキ」を紹介するのは初めてでした。街中ではネムノキの花がきれいに咲いている姿を目にしますが、清教学園のネムノキはようやく咲き始めたばかりです。(写真は6月19日に撮影) 清教学園は比較的涼しいためか、街中で見る植物の開花より時期が少し遅れるのが特徴です。
ネムノキの花は特徴的で、マメ科ですが蝶形花冠ではありません。萼(がく)も花冠も小さく、赤い雄蕊(ゆうずい(=雄しべ))が目立ちます。ネムノキの赤い花の色は実は雄蕊の色なんですね。



2018年6月20日水曜日

ハナゾノツクバネウツギ

これは本校ではなく、6月17日(日)に大阪市立長居植物園で撮影した「ハナゾノツクバネウツギ」です。別名アベリア、ハナツクバネウツギとも言います。今は至るところで咲いている姿を見かけますね。
以前の投稿で清教学園で見れらる「マルバウツギ」や「ハコネウツギ」などもご紹介しましたので、皆さんも「ウツギ」とつく植物を整理してみて下さいね。
ウツギ、マルバウツギ→ユキノシタ科
ハコネウツギ、ハナゾノツクバネウツギ→スイカズラ科


2018年6月19日火曜日

コマツナギ

下の写真は6月13日に撮影した「コマツナギ」です。コマツナギは、馬を繋いでいたことから「駒(馬)繋ぎ」の名前がついています。草本のように見えますが、木本の低木で、その名前がつくように非常に丈夫です。

毎年、清教学園通学門横のユキヤナギの足元に咲いています。今は咲き始めたばかりですので、これからどんどん増えてくると思います。

前回投稿の「コマツナギ」の記事はこちら↓

2018年6月16日土曜日

ムラサキカタバミ

「帰化植物」という言葉を知っていますか?
本来自生していなかった植物で、外国から入ってきて定着したものをいいます。

このブログで紹介してきたアメリカフウロ、オランダミミナグサ、セイヨウタンポポなどは分かりやすいですが、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、シロツメクサなども実は帰化植物です。オオイヌノフグリは知らない間に日本に入ってきた「自然帰化植物」ですが、シロツメクサは、ガラス製品などを箱に入れて運ぶ際に詰め物として利用され、日本に入ってきた「人為的帰化植物」です。6月11日に撮影したこのムラサキカタバミも人為的帰化植物です。鑑賞用として持ち込まれたようです。
帰化植物は江戸時代末期や明治時代に入ってきたものが多いので、おそらく日本が開国した当時に海外から多くの植物が入ってきたのでしょうね。


2018年6月15日金曜日

ヘビイチゴ

6月11日(月)にテニスコート横の階段でヘビイチゴが咲いているのを見つけて写真を撮りました。(また、果実ができていたものもありました。)以前「クサイチゴ」と「ヘビイチゴ」について記事を投稿したので、今回は違う視点で記事を書きたいと思います。(以前の記事はこちら→http://seikyorikabu.blogspot.com/2017/07/blog-post_73.html

植物は芽が出て(開芽)、葉がつき(シュートの展開)、花が咲いて(開花)、実を結び(結実)、葉が落ちて枯れる(落葉)などを毎年周期的に繰り返していますよね?このような植物の成長の時間的・季節的パターンをフェノロジー(phenology):植物季節と言います。フェノロジーから木本を見ると「常緑性」や「落葉性」が有名ですね。フェノロジーから草本を見るとどうでしょうか?短期間で地上部が枯死してしまうものが草本なので、基本的に草本は落葉性です。ただ、このヘビイチゴは「常緑性」です((落葉性(夏緑性)と書かれている場合もありますが)葉の寿命は短いですが、絶えず交替するため年中次々と開きます。‥それでは前回投稿したノビルではどうでしょうか?ノビルの地上部は秋から春まで残るので「落葉性」の「冬緑性」です。‥このようにフェノロジーから植物を見ていくのも面白いですね!






2018年6月14日木曜日

アツバキミガヨラン

清教学園のヒマラヤスギの隣で「アツバキミガヨラン」が咲いていました。名前がややこしいですが、漢字にすると「厚葉 君が代 ラン」なので分かりやすいと思います。名前の由来は諸説あるようですが、アツバキミガヨランは北アメリカ原産で、英名の「Lord's candlestick(神様の燭台(しょくだい)‥ろうそくを立てるための台)」を日本語にして「君が代」にしたそうです。少し無理矢理な気がしますが‥。

5月〜6月、10月と年に2回花を咲かせるので、また10月にもチェックしてみたいと思います。



(写真は6月11日に撮影)

2018年6月13日水曜日

ホタルブクロ

清教学園通学路「しらかしの径」やその他の場所でもホタルブクロをよく見かけるようになりました。(写真は6月11日に撮影)ホタルブクロは花冠が大きいので皆さんのよく目にするのではないでしょうか??

以前投稿した記事にホタルブクロについて書いてありますので是非チェックしてみて下さい→http://seikyorikabu.blogspot.com/2017/07/blog-post_80.html








2018年6月12日火曜日

ノビル

先日「むかご」をつくる植物「コモチマンネングサ」についてご紹介しました。今回紹介するのも同じ「むかご」を作る植物、「ノビル」です。食堂前からグラウンドに続く道の斜面に咲いているのを見つけました。ノビルは花の一部がむかごに変わるのが特徴です。

(写真は6月11日に撮影)
むかご(珠芽(しゅが)ともいう)についてもう少し説明しておくと‥、芽はつく位置によって「頂芽(ちょうが)」と「腋芽(えきが)」に分けることができます。シュートの頂端にある芽が頂芽で、葉の付け根にあるのが腋芽です。頂芽が伸びるとシュートが長くなり、腋芽が伸びると別のシュートができます。そしてこの腋芽が養分を蓄えて肥大したものが「むかご(珠芽)」です。これが落ちると新個体になります。(無性生殖をするのでしたね。)

「ノビル」は山菜として利用されたりもしますが、2年程前に、このノビルではなく誤ってスイセンを食べ食中毒を起こしたというニュースも出ていましたね。




2018年6月9日土曜日

タイサンボク

「タイサンボク」は北アメリカ原産の常緑高木です。清教学園でも食堂前に植えられているのですが、花が咲いていることに今まで気づいていませんでした。「タイサンボクはある程度の大きさに達しないと花を咲かせない」という記事を読んだことがあったので、「まだ個体が小さいから花を咲かせない」と思っていました。6月4日、上の教室から覗いてみると大きな花を咲かせているのを発見しました。今まではただ見えていなかっただけだったようです。皆さんもこの「タイサンボク」の花を見つけるのに挑戦してみて下さいね!
(下の写真は他の場所で撮影したタイサンボクの花です。この個体は低い場所に花が咲いていたため撮影が容易でした。)

(下の写真は清教学園の食堂前に生育しているタイサンボク。花を見つけることができますか??写真は6月4日に撮影) 

(タイサンボクの 葉はこんなに大きい!)




2018年6月8日金曜日

コモチマンネングサ(続き)

昨日「コモチマンネングサ」の記事を投稿しました。今回はその続きのお話です。(高校生物の授業で説明するような内容になってしまうかも知れませんが‥)
植物は4億7500万年前にはじめて陸上に移動しました。その時から「乾燥」に対しての問題を常に持っています。1つの例として「光合成」が挙げられます。葉の表面にある気孔を通してCOを取り入れますが、暑く乾燥していると気孔から水分がどんどん出ていくので、気孔を閉じる必要があります。これによって水を保持するんですね。

でも、気孔を閉じてしまうと今度はCO2が入ってくるのを制限するので、CO2濃度が減少し、O2濃度が上昇し始めます。このとき「光呼吸(ひかりこきゅう)」と呼ばれる反応を起こしてしまいます。(光呼吸は「無駄」な過程です。)

つまり、暑く乾燥している気候に対して「気孔を閉じたい」けれど、光合成に必要なCOを取り入れるために「気孔を開けたい」ということになります。

これを防ぐためにCAM植物(カム植物)「夜間に気孔を開いて、昼間に閉じる」という方法を利用しています。ふつう見られる植物とは逆の反応です。この代謝過程はベンケイソウ科(Crassulaceae)で最初に発見されたので、CAMCrassulacean acid metabolism)植物(ベンケイソウ型有機酸代謝)と呼ばれています。

夜間にCO
を取り込んで「リンゴ酸」と呼ばれる物質を合成します。そして昼間になると、前夜につくられたリンゴ酸からCOが放出され、これを利用します。

さて少し難しい話になってしまいましたが、この「コモチマンネングサ」もベンケイソウ科の「CAM植物」なのです。なぜ乾燥に強いCAM植物が普通に見られるのかが不思議ですね。コンクリートの隙間などの環境に適応したのでしょうか?そのようなことを調べてみるのも面白いかも知れませんね!(清教学園のコモチマンネングサはコンクリートの隙間から生えていました。)

2018年6月7日木曜日

コモチマンネングサ

この「コモチマンネングサ」の持っている2つの特徴は「高校生物」の教科書などにも登場します。まず名前の由来ですが、「むかご」を作って繁殖することから「子持ち」、そして多肉質の葉で乾燥にもよく耐えるので「万年草」という名前がついています。

普通、植物は雄蕊の花粉が雌蕊の柱頭につき、精細胞と卵細胞が合わさって受精し、胚ができますよね?しかし「むかご」は無性生殖の1つ「栄養生殖」を行う栄養器官です。このむかごが落ちると、新個体ができます。栄養器官(根、茎、葉)から新個体ができるというところが面白いですね!

栄養器官から新個体ができる例を他に知っていますか?例えばジャガイモ(塊茎)やサツマイモ(塊根)もそうです。栄養器官である茎や根を植えると、そこから芽が出てきます。

 写真は清教学園通学路「しらかしの径」で5月25日に撮影
コモチマンネングサは乾燥に耐えるCAM植物(カム植物)でもあります。これについても時間があるときに説明したいと思います。

2018年6月6日水曜日

アジサイ(ガクアジサイ)

清教学園の通学路「しらかしの径」では今アジサイがキレイに咲いています。写真にあるのは「ガクアジサイ」で、日本で古来より自生しているのもこのガクアジサイです。様々な品種が作られていますが、私は華やかなものよりこのガクアジサイが好きです。

アジサイの白い花のように見えるのは「装飾花」で、これは萼(がく)が変形したものです。4枚の花弁に見えるものの真ん中に小さくあるのが花(雄しべも雌しべも退化している中性花)です。また、装飾花の中にある紫色のものが本来の花(真花)です。






2018年6月5日火曜日

ヒメジョオン

以前ハルジオンの記事を投稿し、そのあとにヒメジョオンの記事を投稿しようと思いながら、ずっと忘れておりました。今はヒメジョオンがたくさん見られるようになりましたね!4月中頃よりハルジオンが見られ、5月中頃になるとヒメジョオンが増え、またハルジオンよりもヒメジョオンの方が一回り大きいという印象ですね。

前回のハルジオンの記事はこちら→http://seikyorikabu.blogspot.com/2018/05/blog-post_11.html

ハルジオンとヒメジョオンの見分け方は
◎ハルジオンは花が少しピンク色になる。
◎ハルジオンの葉は茎を抱く。ヒメジョオンの葉は茎を抱かない。
◎ハルジオンは茎が中空。ヒメジョオンの茎は中実(つまっている)。
◎ハルジオンは咲く時期がヒメジョオンよりも早い。
◎ハルジオンはヒメジョオンよりもやや小さい。


写真は清教学園で5月24日に撮影

2018年6月4日月曜日

ヨウシュヤマゴボウ

清教学園通学路「しらかしの径」を歩いている時に「この大きな草(草本)は一体何だろう?」とずっと思っていたのですが、最近になって花が付き始め「ヨウシュヤマゴボウ」であったことに気付きました。清教学園のテニスコート付近でもこのヨウシュヤマゴボウをよく見かけます。
以前投稿したヨウシュヤマゴボウの記事はこちら↓
http://seikyorikabu.blogspot.jp/2017/07/blog-post_35.html
このヨウシュヤマゴボウは毒を持っていることでよく知られており、厚生労働省のホームページにもスイセンなどと並んで「自然毒のリスクプロファイル」に名前があがっています。

2018年6月2日土曜日

テイカカズラ

 以前「スイカズラ」の記事を投稿しましたが、こちらもつる性の植物「テイカカズラ」です。テイカカズラの名前の由来には諸説あるそうですが、一説には「皇女式子内新王」を慕う「藤原定家」が、新王が亡くなったあともテイカカズラ(定家葛)になって墓にまとわりつくようになったという話からなのだとか‥。植物の名前の由来などを調べていると、国語や社会に関する知識が入ってくるので面白いですね!

下の写真は「しらかしの径」で撮影したもので、マツの木をよじ登る「テイカカズラ」です。(少し離れた場所から撮影しているので画質が悪いですが‥)スクリューのような花の形をしているのが特徴です。(写真は5月21日に清教学園で撮影)

こちらは長野公園を歩いている時の撮影したもの。テイカカズラの花です。(向きは反対ですが)テイカカズラの花がたくさん落ちていました。
さてこの「テイカカズラ」はどのようにして植物をよじ登っていくのでしょうか?
実は茎から「付着根(ふちゃくこん)」と呼ばれる根を伸ばし、樹幹や壁面に張り付いています。

2018年6月1日金曜日

ヤマボウシ

春になると「サクラ」が咲き、そのあとは「ハナミズキ」「ヤマボウシ」と代表的な植物が咲いていくのが私のイメージです。清教学園通学路の「しらかしの径」を下りたところのマンションの角に「ヤマボウシ」が咲いています。皆さんも通学の時によく目にするのではないでしょうか?(下の写真は5月19日に長野公園で撮影)

白色の花に見えるのは、実は「総苞」で、その真ん中にあるのが「花」です。真ん中を坊主頭に、白色の総苞を白い布に見立て「山法師」の名がついています。
(以前ドクダミの記事で「総苞」などについて説明してあるので是非そちらもご覧下さい)
ハナミズキには及ばないですが、街路樹としてもよく見かけますね。またハナミズキはアメリカ原産ですが、ヤマボウシは日本原産です。