2018年6月22日金曜日

オカトラノオ

清教学園の食堂前からグラウンドに降りる坂の斜面に「オカトラノオ」が咲いていました(6月19日撮影)。花は花穂の基部の方から順に咲いていくので、清教学園のオカトラノオはまだ咲き始めたばかりのようですね。名前の由来は「丘」に咲く「虎の尾」のような姿から名前がつけられています。(海藻では「ウミトラノオ」という種もあります)
オカトラノオは「サクラソウ科」ですが、花の様子からはサクラソウ科という感じはしないですね。
オカトラノオはふつう茎の葉は「互生」なのですが、切られて再生した茎の葉では「対生」になることが知られています。このように、葉のつきかた(これを葉序(ようじょ)といいます)が変化することもあります。

またオオイヌノフグリなどでは、茎の下部につく葉は「対生」、先端に向かうと「互生」になるという”1個体に2つの葉序”が見られる場合もあります。


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