2017年11月17日金曜日

セイタカアワダチソウ

清教学園では多くのセイタカアワダチソウが見られます。この時期どこでもよく見かけるので名前を知っている人も多いと思います。


セイタカアワダチソウの特徴として「アレロパシー」が知られています。根から化学物質を分泌し、他の植物が生育するのを阻害します。この作用を「アレロパシー」と言います(アレロバシーは「他感作用」とも言い、促進する物質にも使います)。

「それではセイタカアワダチソウ自身も育たなくなるのでは?」と思いませんか?…高密度になると自身にも中毒を引き起こし生育できなくなるそうです。とは言っても群生している姿をよくみるので「本当かな?」とも思ってしまいますね…。

またアカマツにも他の植物の生育を阻害するアレロパシーが知られています。清教学園にもアカマツが生えているので、アカマツの下に生えている植物の数を調査しているのもおもしろいかも知れませんね!

日本の侵略的外来生物にも指定されているので邪魔者扱いされる植物ですが、よく観察してみると、花もかわいい形をしています。



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