2017年7月20日木曜日

「カンサイタンポポ」と「セイヨウタンポポ」

今日の植物は「タンポポ」です。誰もが知っているタンポポですが、それでも在来種(ニホンのタンポポ)と外来種(外国から入ってきたタンポポ)の見分けをまだ知らない人もいるので紹介しておきます。

清教学園では在来種の「カンサイタンポポ」と外来種の「セイヨウタンポポ」が生育しています。
カンサイタンポポ(清教学園で4/1に撮影)
セイヨウタンポポ(清教学園で4/1に撮影)

簡単な見分け方は、総苞外片が「反り返っている」か「反り返っていない」かの違いです。反り返っているのが外来種(セイヨウタンポポ)で、反り返っていないのが在来種(カンサイタンポポ)です。

〜「総苞外片」って何??「がく」との違いは??〜
タンポポはキク科の植物で、1つの花に見えるのは花序で、小さな花(小花(しょうか))の集まりです。がくはもちろん1つずつの花(小花)につくので、花序を包んでいるのが「がく」というのはおかしいですよね?花序を包むのものを「総苞」、1つ1つを「総苞片」と言います。その中でも外側と内側の総苞片をそれぞれ「総苞外片」「総苞内片」と言います。

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