2017年7月19日水曜日

ヤブガラシ

下の写真は7/15(土)に清教学園で撮影したヤブガラシです。つる植物で、他の植物を覆ってしまうのでその名がついています。やっかいものとして扱われるヤブガラシですが、よく見ると、花は意外とかわいい姿をしていて、オレンジ〜ピンク色の花盤(かばん)を持ちます。(写真では小さくて分かりにくいですが…)
〜花盤とは??〜
花の柄(え)の部分を花柄(かへい)と言い、その先端を花托(かたく)と言います。その花托の上に、皆さんの知っているがく片、花弁(花びら)、雄蕊(雄しべ)、雌蕊(雌しべ)が外側から順についています。花盤はこの花托の一部が大きくなって突き出たものを言います。
ちなみに、ヤブガラシは掌状複葉(しょうじょうふくよう)と鳥足状複葉(とりあしじょうふくよう)どちらでしょうか??
どちらも似ていますが、1カ所から5枚の小葉が出ているのが掌状複葉で、2枚の葉のつき方が異なるのが鳥足状複葉です。ヤブガラシは鳥足状複葉の方で、こちらは限られて種でした見られません。

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