2018年5月29日火曜日

ノアザミ

清教学園の通学路「しらかしの径」より少し道を逸れたところに「ノアザミ」が咲いていました。「アザミ」という言葉はよく聞くと思いますが、単にアザミとする種はなく、咲いていたこの種も「ノアザミ」と呼ばれるものです。
 (写真は5月19日に撮影)

以前「皇帝ダリア」の記事で「筒状花」と「舌状花」について少し説明しました。
(以前の記事はこちら→http://seikyorikabu.blogspot.jp/2017/12/blog-post.html

この筒状花、舌状花の構成はキク科でも様々で面白いです。
ヒマワリやダリア→筒状花と舌状花で構成された花序を持つ。
タンポポ→舌状花のみで構成された花序を持つ。
アザミ→筒状花のみで構成された花序を持つ。

〜筒状花と舌状花の構造〜
図はhttp://www2.odn.ne.jp/had26900/shokubutsu_no_bunrui/morph_var_flowers.htmより引用
ダリアやヒマワリの場合では、舌状花では雄蕊も雌蕊も持たず、筒状花のみ雄蕊と雌蕊を持っています。

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